コンピューターの5大装置の説明

コンピューターの5大装置とは

コンピューターが持っている主要な装置(機能)を5つ表したものです。

  1. 入力装置
  2. コンピューターにデータを入力するために使われる装置、機能です。
    例えば、キーボード、マウス、スキャナー、タッチパネル、カメラ、マイクなどがあります。

  3. 出力装置
  4. コンピューターにあるデータなどを出力、表示するために使われる装置、機能です。
    例えば、ディスプレイ、プリンターなどです。

  5. 記憶装置
  6. コンピューターにあるデータを保持、記憶しておくための装置、機能です。
    例えば、メモリー、ハードディスク、SSD、USBメモリー、SDカードなどです。

  7. 演算装置
  8. コンピューター内で、データの処理、計算などを行なうための装置、機能で、CPUが行ないます。

  9. 制御装置
  10. コンピューター内で、他の装置(入力、出力、記憶、演算)をコントロールするための装置、機能です。CPUです。

身近にあるコンピューターと5大装置とプログラミング

身のまわりには様々なコンピューターであふれていますが、それらの中にも「5大装置」にあたるものが実装されています。

例えば、これからの季節に欠かせない家電、エアコン。

そのエアコンの中で各装置・機能にあたるものは、

入力:リモコンのボタン、温度・湿度のセンサーなど
出力:リモコンのモニターなど
演算:マイコンで温度の計算やタイマーの計算など
記憶:メモリーで冷暖房ドライの各機能の記憶やタイマーの記憶など

といったものがあります。

そして、エアコンがこれらの装置や機能を使って快適な空気を出してくれるのは、エアコンの中にプログラムが実装されているからです。例えば「冷房ボタン」を押すと、冷房の機能が動いて、設定温度まで空気を冷やしてくれますが、そういったプログラム無しではエアコンは動きません。

こう考えてみると、パソコンやスマホだけでなく、他にも多くのプログラムが実装されたコンピューターが身のまわりにあって、様々な場面でプログラミングが利用されていることが分かります。

nekoboard2は・・・

小学生向けプログラミング講座 夏休み特別講座「nekoboard2&工作で早押しクイズゲームを作ろう」 nekoboard2夏休みワークショップで使用する「nekoboard2」は、「1.入力装置」にあたります。

「nekoboard2」にはボタン、スライダーセンサー、音声センサー、光センサー、抵抗センサーの5種類のセンサーがありますが、それぞれのセンサーから「on」「off」や、スライダーの位置・音の大きさ、光の強さなどの値「0から100まで」を、「データ」としてScratchに入力します。

Scratchではそれらの入力値を命令ブロックを使って認識し、プログラミングに使います。

2017年夏休み特別講座「nekoboard2&工作で早押しクイズゲームを作ろう」

夏休み特別講座「nekoboard2&工作で早押しクイズゲームを作ろう」では、まずこのような「コンピューターの5大装置」の話から始めます。

「エアコン」のような身近なコンピューターの例も挙げてもらって、どんな機能がそれにあたるのかも考えてみます。

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